設計者コメント: 小野順子

暮らすように泊まる

江戸時代から多くの人や物が行き交い、古いものと新しいものが共存する日本橋の街に、快適に生活のできるホテルをつくりたい。
そんな思いから、新築マンションをホテルにコンバージョン(用途変更)するプロジェクトがスタートしました。
日本ならではの伝統的な美と最新テクノロジーを取り入れた、新しいスタイルのホテルを目指し、まったく違う5タイプの客室を企画しました。

スッキリとシンプルな「スタンダードツインルーム」、オリジナルのベッドを作ることで友人達との旅行で快適な距離感を保てる空間作りを目指した「レイヤーツインルーム」、ギャラリーのような自由な空間を確保した「アトリエツインルーム」、ゆったりと食事を楽しめるように大きなキッチンとダイニングテーブルを備えた「プレシャスダイニングルーム」、家族や友人とのゆっくりとした時間を過ごしてもらえる大きなカウチソファとアームチェアを備えた「コンフォートカウチルーム」… 

「Hotel AXAS」から日本橋を、東京を、そして日本を心ゆくまで堪能してもらいたい。
そんな思いを込めて。

規模
RC 11F
延床面積
延べ800㎡
3.すべての人に健康と福祉を
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任